留学にかかる生活費の送金について知りたいですか?この記事は主にアメリカに留学する予定の方に向けて、日本国内からアメリカまでの生活費の送金方法や、送金にかかる手数料などのコスト、送金までの流れについて解説をしています。
この記事を書いている僕はアメリカのフロリダ州で留学生活を送っています。日本に変えるペースは6ヶ月に1回くらいですが、生活費は必要なときに必要な分だけ送金しているので、特にお金に不便していることはありません。留学は最初のセットアップが大変ですが1度システムを作ってしまえばあとは楽です。
今回は僕がアメリカ留学をする前に実際に行い、今でも稼働している生活費の送金方法をご紹介します。
アメリカへの送金方法は5種類ある!
留学資金を送金するベストな方法を徹底解説!【上位5種類】でも解説していますが、日本からアメリカへ送金する方法は全部で5パターンあります。
特に生活費だけに限定するとトランスファーワイズか、マネパカードがおすすめです。
2つの送金方法のメリット・デメリットについては過去の記事をご参考にして下さい。
生活費を送金する手順
ここでは全く準備も準備もしていない状態を仮定して日本国内でできるセットアップ方法をご紹介します。特にカルフォルニアに留学予定の人におすすめの方法です。
UFJ銀行の口座を作り、それに紐ついたユニオンバンクのアカウントを作る
日本から送金するにはアメリカにも銀行口座がなければなりません。
一般的な日本人がアメリカの口座を作るためにはアメリカに実際に行って、銀行員と話し、口座を作らなければなりません。
しかし、UFJ銀行の口座を持っている場合はユニオンバンクのカリフォルニア支店の口座を作ることが出来ます。
つまり日本にいながらアメリカの口座を作ることが出来るのです!とてもいい時代になりましたね!
ユニオンバンクの口座は実際にUFJの店舗に行って銀行員と相談して下さい。また店舗に行く前に電話して必要な書類などを確認しておいたほうがいいです。
ユニオンバンクとの提携があるとはいえ、すべての行員が事務手続きに熟知しているわけではないので、行ってから待たされるよりも先に電話して詳しい人にアポイントをとっておいた方が時間の無駄がありません。
僕がユニオンバンクのアカウントを作りに行ったときは、行員がそんなサービスがある事自体知らなかったらしくていろんなところに電話して作業をしていました。
また、このとき海外からネットバンクを操作することも伝えておきましょう。UFJのネットバンクはワンタイムパスワードというものを発行する電卓みたいなのがもらえるのですが、場合によっては海外で使えないことがあるからです。
また海外からのアクセスは不正アクセスとみなされてロックアウトされる可能性もあるので、きちんと海外留学に行くことを伝え、海外からネットバンクにアクセス出来るようにしておきましょう。
ユニオンバンクに電話をする
ユニオンバンクのアカウントが出来上がり、書類が届くとトークンというのを有効化するためにユニオンバンクから電話しなければなりません。
日本語を話せるオペレータにつながるので、言葉は問題ありませんが、時差があるので営業時間やオペレーターとつながるまで時間がかかるので、余裕のある時に電話することをおすすめします。
オペレーターと会話をし、本人確認が済んだら口座開設完了です。1ヶ月以内に口座に送金しないとアカウントが無効になるのでここで生活費に必要な額を送金しましょう。
ユニオンバンクのアカウントにはチェッキングとセービングという2種類の口座があり、どちらも一定額入っていないと毎月口座維持管理料が引き落とされていきますので注意して下さい。
- チェッキング:350ドル以上
- セービング:1200ドル以上
僕は心配性なので、為替の変動で足りなくなるのが嫌だったので、ちょっと多めのチェッキング500ドル、セービング1500ドルを入れていました。
トランスファーワイズのアカウントを作る
トランスファーワイズは僕が留学して使ってきた中でも手数料が安く、着金までの時間が短時間で済むとても使い勝手の良いサービスです。
手数料も送金額の0.55%+100円で、UFJ銀行の海外送金サービスを使うよりも遥かに安く済みます。
- UFJ銀行で送金する場合:(外国送金手数料 2,500円)+(円為替取扱手数料 0.05% または 2500円)+(被仕向送金手数料 1,500円)+(円為替取扱手数料 0.05% または 2500円)
- トランスファーワイズ:(送金額×0.55%)+100円
例えば100万円の生活費を送金すると仮定しましょう。
UFJ銀行で送金すると8000円かかります。しかも実際は両替の際に大体3%くらいの為替手数料を取られるはずなので見えないところでもコストが掛かり、合計で38000円分もコストが発生します。
トランスファーワイズは明瞭会計なので、両替にかかるコストは掛からず手数料のみで送金出来るので、5600円のみで送金ができます。実際はUFJを経由した場合と同じく着金手数料が取られますが、それでもコストを抑えることが出来ます。
100万円以内の送金しかしなくていいなら直接持っていくのもあり・か・も
個人的にはおすすめしませんが、現金を抱えて飛行機に乗るのも送金方法としてはありです。
ただし、アメリカの法律で1万ドルを超えるような資産の移動には申告が必要なので、あまり大金は持ち運ばないほうが懸命です。
どちらにしてもユニオンバンクの口座開設後1ヶ月以内にアメリカの銀行に直接行く予定がないのであれば、海外送金をしなければなりません。
アメリカに行ったらキャッシュカードのアクティベートをお忘れなく!
アメリカではキャッシュカードのことをATMカードと呼びます。
このATMカードをATMに突っ込むとカードがアクティベート化されて使えるようになります。
最初に送られてくるカードはデビット機能の付いていない現金を引き出すためだけのいわゆるキャッシュカードなので、必要であれば店舗に行ってデビットカードを作ると便利です。
僕はメインバンクでバンク・オブ・アメリカを使っていて、デビットカード機能のついたカードがもらえたのですがほんと便利。アメリカではむしろ現金を見ることの方が少ないです。
デビットカードがあれば毎月の日本から送金した生活費や留学のための授業料を銀行に行かずに使えるので時間の節約にもなります。授業料もカードで払えちゃうのがアメリカのいいところですね。
海外留学の生活費送金方法 まとめ
ここでご紹介した方法はアメリカに限らず世界中のどの国でも使えます。
最初の留学する国の銀行口座をつくるところさえクリアしてしまえば、トランスファーワイズを使って生活費の送金を低コストで出来ます。
短期留学であればわざわざ口座を作らなくてもマネパカードの方がおすすめですよ!
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